「哲学史」を含むブログ

人をものとして見る zhqhzhqh 2012-05-23

...であって、自由でなければならない。ところが、スピノザは意志と知性とを同じものだと考える。なぜなら、精神の中には、絶対的で実体的な能力などはなく、すべては諸観念とその集まりだからである。したがって、通俗哲学史などでは、スピノザは自由意志を否定したことが強調されるが、それはスピノザの主張であるとしても派生的なものである。しかし、そのように説明されるのは、意志と知性(実践と認識)を区別する立場から...

これからの「正義」の話をしよう―いまを生き延びるための哲学 マイケル・サンデル tettchantettchan 2012-05-23

...点から正義に迫る。18世紀のベンサムの功利主義を振り出しに、ミル、自由至上主義(リバタリアニズム)、カント、ロールズ、アリストテレスの順で論じておのおのの問題点を炙(あぶ)りだすという構成は、年代順の哲学史の体裁ではない。しかしこの並び、特にアリストテレスを最後にもってくることで、本書の骨子を入門者にも実にのみこみやすくしているのだ。 例えば、ブレーキの壊れたトロリーがこのままだと5人を轢(...

夏目漱石が学生だった頃の英文科における講読作品 shakespeare-ni-naritaishakespeare-ni-naritai 2012-05-22

...の東大は1学年3000人のマンモス大学ですから、比べるべくもないでしょう。 英文科の先生は、漱石も教わった主任のジェイムズ・メーン・ディクソンただ一人です。 英文科の「学科課程表」によると、哲学概論、哲学史、史学などの授業のほかに、1年次と2年次では毎週7時間、3年次では毎週9時間の「英語」の授業がありました。 全てディクソンが教えたと思われます。 他に、外国人教師としては、バジル・ホール・...

2012-05-20 horii888888horii888888 2012-05-20

...ェスト的に説明出来れば一応、哲学の歴史の一端を理解出来たことになる。 対象が哲学の初心者に向けられているので、門前の小僧にとってシンプルで分かりやすい。 ーはじめにーより ≪ 本書に登場する哲学者と、哲学史上の位置づけは、以下のとおりである。 ①哲学は、ソクラテスからはじまる。 ②近代西洋社会を支えたのは、デカルト、カント、へーゲルの哲学である。 ③根本的...

5-19 ima-inatima-inat 2012-05-20

...。某さんの結婚式があったみたいで二次会に呼び出されるがキャンセル。 読んだ論文 熊野純彦 (2012) 「ふたつのDialektikをめぐって――カントの弁証論とヘーゲルの弁証法」神崎繁他(編)『西洋哲学史 4 「哲学の現代」への回り道』講談社. 大竹弘二 (2001) 「自然史とその運命」『相関社会科学』.

2012-05-19 lassenlassen 2012-05-19

...れは当然である。入門書でもそこに掲載された情報は正確なものでなければならない。だがそれを実現するために必要な努力を適切にいつも見積もれている人は、さほど一般的ではないのではないか。自分の専攻だったら、哲学史の本を一冊書くことを考えてみればいい。そこでは古代ギリシアから中世近代を経てまあ現代の頭くらいまで書くにしても、それだけの分野を、浅くではあっても、正確に把握していなければならない。浅くと...

理性によって導かれる人間の究極の目的、いいかえれば最高の欲望は−−彼はこの欲望にもとづいて、それ以外のあらゆる欲望を統御しようとする−−こと ujikenorioujikenorio 2012-05-19

...識の対象となるすべてのものを、十全に把握するように彼をかりたてる欲望である。 −−スピノザ(工藤喜作訳)「エチカ」、『世界の名著 スピノザ・ライプニッツ』中央公論社、1969年。 本日の講義にて、西洋哲学史の流れは、ひとまず完了。めちゃくちゃな駆け足でやってきたのですが、西洋哲学の一つの伝統とは自己完成を目指していくという方向性がれっきとして存在することを見落としてはならないと思います。 「...

スコラ! femmeletsfemmelets 2012-05-17

...東洋と西洋という文化の違いを無視することになりますし、哲学と宗教の違いを無視することになります。ソクラテス以外は哲学者ではありませんよね。そのソクラテス自身にせよ、本を書かなかったというだけではなく、哲学史においても非常に特異な存在だと思います。プラトンの対話篇を読みますと、19世紀のニーチェの批判を待たずとも、ソクラテスのいうことがちょっとおかしいのではないか、と感じます。例えば彼は、あり...

テミスティオスの知性論とその解釈 その1 nikubetanikubeta 2012-05-16

...na 23 (1973), 422–67. 古代のアリストテレス注釈家の一人であるテミスティオスの能動知性論とその受容を扱った論文です。今日はその前半部を(422–445頁)。哲学史上能動知性をめぐる論争のなかでテミスティオスがしばしば重要な権威として言及されるようになったのは、アヴェロエスがその有名な知性単一説(能動知性も受動知性のすべての人間に共通でそれぞれひとつ...

2012年5月発売 講談社学術文庫 ninnbennninnbenn 2012-05-15

...) http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=292109X感覚から絶対知へ。ギリシャから近代の壮大な知へ。最も難解にして哲学史上に屹立する不朽の名著を読み解く、恰好のヘーゲル哲学入門 http://amazon.co.jp/dp/4062921103/> 復権、市民教養。伝説の「教科書」待望の復刊。著者によ...

【書評2】哲学入門 −バートランド・ラッセル− mohipeasukemohipeasuke 2012-05-14

最近、個人的に哲学にハマっているのだが、そのきっかけにもなったような一冊。本書では哲学史にほとんど触れておらず、「知識」を中心にしながら、哲学的な考え方・哲学の概念に触れることができる。 本書では、知識をいくつかに場合分けしながら進んでいく。1.ものの知識 2.真理の知識、1-1直接的な知識、1-2記述の知識、2-1自明な真理、2-2自明な派生的真理に大きく分けて議論をしている。 1-1ものの直...

ピーター・ディア『知識と経験の革命―科学革命の現場で何が起こったか』 tsuka_ryotsuka_ryo 2012-05-14

...と。 歴代の受賞作↓ http://www.hssonline.org/about/society_davis.html 本書は1500〜1700年の200年間の科学革命を扱った一般読者向けの科学史・哲学史。 長年にわたる古典的な科学革命観はというと、それまでの時代の魔術的なるものを一掃した(テレレッテレ〜☆ みたいなイメージだったが、本書によれば実際はもっと事情は複雑だったようである。神学...

イングランドのエピクロス nikubetanikubeta 2012-05-13

...の諸著作を通じてイングランドの人々は英語で(キリスト教と調和する形に整備された)エピクロス哲学の全容に触れることができるようになりました。エピクロス哲学へのアクセスは1660年にトマス・スタンレーが『哲学史』を発行し、そこでエピクロスを大々的に取り上げたことによりさらに容易になりました。 しかしエピクロス哲学がイギリス思潮の中心となることはついにありませんでした。リチャード・バクスターやメリ...

今日ブクマしたサイトへのコメントetc Fri, May 11 discordancediscodancediscordancediscodance 2012-05-12

01:05  値段も手頃だし、これはよさげ / “ARTURIA : Arturiaから25鍵“リアルアナログ”シンセサイザー「MINIBRUTE」が登場 / BARKS 楽器” http://t.co/QVNajQkx01:14  阿蘇山の人気に嫉妬したんだな / “富士山直下に活断層 巨大山崩れ、甚大被害も (産経新聞) - Yahoo!ニュース” ht...

版元ドットコム近刊検索βより BaddieBeagleBaddieBeagle 2012-05-10

...92;1,207 ■■:講談社 『柳生浪句剣』 手代木正太郎/戸部淑 6/2 \1,470 ■■:講談社 『キリングシュガー』 ナカオカガク 6/2 \1,050 ■■:講談社 『西洋哲学史 3 「ポスト・モダン」のまえに』 神崎繁、熊野純彦、鈴木泉編 6/12 \1,995 ■■:講談社 『自己愛な人たち』 春日武彦 6/15 \777 ■■:講談社 『古代...

『お厚いのがお好き?』 RainbowSongRainbowSong 2012-05-07

あったよね、この本(というか番組)。懐かしい。久しぶりに哲学を齧りたくて、ライトな気分でちょっと手を出すには最良だった。これからもうちょっと深い本も読んでいきたい。ニーチェ「ツァラトゥストラはかく語りき」キリスト教の否定→神は死んだ ∵キリスト教は弱者のルサンチマンが生み出した幻想に過ぎない。 神が存在するという解釈が先にあった。究極の基盤の喪失→ニヒリズム。正しいと信じたい「力への意志」。「力...