「宇山日出臣」を含むブログ

昭和は遠くなりにけり trivialtrivial 2012-01-12

...わゆる「新本格推理」が往年のクラシックパズラーが現代的な装いで復活を遂げたものだという幻想はとうの昔に潰えた。というか、「館シリーズ」でさえ、もはや「新本格推理」という看板を掲げてはいない。辰巳四郎も宇山日出臣も鬼籍に入って久しい。あなたは「館シリーズ」の登場人物のひとりが「島田潔」という名前だということを今でも覚えているだろうか? ……どさくさ紛れに変なことを書いてしまった。核心には触れな...

2010-10-16 meta_funnymeta_funny 2010-10-16

http://togetter.com/li/59718 >お気に入り@hazuma による講談社BOXへの正直な気持ち #zeroaka #kodansha 太田克史氏が自任するほどには宇山日出臣氏の衣鉢を継いでいなかった。ただそれだけの話だよね。

二つの月の記憶 mritu47mritu47 2010-05-09

★★★★★ あの女優が遺した珠玉の掌篇ミステリー集 一年前に亡くなった岸田今日子が「メフィスト」誌上に連載していたミステリーは、伝説の編集者である故・宇山日出臣氏が絶賛した傑作ばかり。才気あふれる掌篇集 「岸田今日子って実は魔女だったらしいよ」とひそひそ声で言われたら、黙ってうなづいてしまいそうだ。この本を読んだあとならなおさら。 底知れない不思議さと幻想的な美しさと乾いた官能とちょっとグロテス...

「ゆらゆら帝国で考え中」 likeaswimmingangellikeaswimmingangel 2010-04-01

...るということにはもちろん「お金をつくる」ことも含まれる。僕的に要約するとこんな感じだけど、全くブレがない。 そんな大塚さんは「探偵儀式 」六巻のあとがきで「探偵儀式」自体が「ライトノベルス」論であり「宇山日出臣」論であると書いている。その宇山さんの影響を多大に受けた編集者が太田さんでありと。諸々の関係性や繋がりってのが影響をしあってるんだろう。外部からではわからなんだろうけどね。「ファウスト...

志水辰夫『うしろ姿』 OdaMitsuoOdaMitsuo 2010-03-15

〇五年に刊行され、〇八年に文庫化された志水辰夫の短編集『うしろ姿』 (文春文庫)の「あとがき」は、それまで作家たちが自覚しつつあったにしても、当時はほとんど誰も発してこなかった出版状況をめぐる生々しい言葉と感慨が書きこまれていた。それに志水は「あとがき」を添えることのなかった作家であるだけに、余計に生々しい。三ページ余にわたる全文を引用したいほどだが、紙幅の関係もあるので、抽出して紹介するしかない...

魔女からの贈り物 kirateikiratei 2010-01-06

すでにノルン級の三隻、ウルド、ベルダンディ、スクルドが該当星域に展開しております。

名探偵 の 帰還 kirateikiratei 2010-01-05

http://sewing.dobashi.jp/nuigurumi/nameraka/ . 旦那しゃま、 ただいま戻りました。 東北の温泉は大変結構でございました。 …… 他に入浴者のいなかった露天風呂 …… 。 しばらくして、湯音 …… 。 そして、湯気の向こうから声が聞こえる。 明らかに女性の声。 「 お一人一匹ですか?。 」 水蒸気の中から美女の裸体が現れ わずかに離れたところに身体を沈...

2009-12-13 GreenwoodGreenwood 2009-12-13

ヌー、Aveのコンモリに参加。 早ボで、「水野成夫」「江藤淳」「中村是公」「宇山日出臣」あたりを押して正解したものの、決勝進出には届かず。 やっぱり片仮名を正解しないとだめだな。「ディープソート」を「ディープブルー」と誤答してたんじゃねぇ。 コンモリは近頃非常に盛況。 今日も風邪ひきだなんだで、三浦だの伊部だのレギュラー数人が欠席していたにもかかわらず、22人が参加。 来週のナベケン例会は30人を...

歌野晶午 動く家の殺人 Kaz-SuzukiKaz-Suzuki 2009-11-29

...まった。 多分、このストーリーだったら、誰でも想像出来ると思うので、これは無いだろうと思ってしまった。 この文庫本を読んだ収穫は、あとがきの中で、日本での新本格ブームの立役者が、集英社の出版部長だった宇山日出臣氏と言う事でした。

えでぃっと!―ライトノベルの本当の作り方?!(箕崎 准) kazutokotohitokazutokotohito 2009-09-28

...れしかったし。 あと、らのさい! を作ったときも、 みんなとわいわいやりながらで、とっても楽しかった。 普段は表に出てこない編集者だけど、 やっぱり名作の裏には名編集者がいるもので。 新本格ミステリが宇山日出臣さんがいなければ生まれなかったように、 小説において編集者の存在というものは重要だと思うんです。 だから、これから先、雛太と文香、それに弓佳がどんな物語を紡ぐのか、 続きが楽しみです。...

「探偵儀式」ファイナル likeaswimmingangellikeaswimmingangel 2009-07-25

...図。最後の方は聖書のアベルとカインになぞらえて進み、終わる展開。 漫画のあとがきでは大塚氏がこの作品がまんがの形を借りた清涼院流水論であり、リアルタイムで書かれたライトノベルズ論だと書いている。同時に宇山日出臣論でもあり最初で最後のミステリー論でもあったと語っている。 宇山日出臣さんというひとは新本格ムーブメント作り上げた編集者らしい、彼の影響を受けたのが現在の「メフィスト」の編集長の太田克...

『転生』篠田節子 chateaudifchateaudif 2009-03-18

宇山日出臣氏の急逝に伴い、デビューのきっかけを作ってもらった篠田節子が16年ぶりにノベルスで出した作品。 中国政府による弾圧が続くチベットで、ミイラとなっていたパンチェンラマ十世が突如復活。インドへの亡命か、衆生の救済か、かくして不死身のミイラの珍道中が始まる。 ノベルスということで「軽め」を意識しているらしく、充分に重いテーマを扱いながらも軽妙な作品に仕上がっている。ただ、能天気なミイラのキャ...

折鶴の幻影 poppokobatopoppokobato 2009-02-06

宇山日出臣さんが急逝されたときには、追悼しそこなった。今回は、その轍を踏む愚を避けるため、あまり深いことを考えず、哀悼の意を表させていただきたく思います。 泡坂妻夫さん、お疲れ様でした。 『幻影城』復活版に掲載されたものが、最後のものになるのだろうか。小説家としての泡坂氏は、『幻影城』の再落成を見届けて、帰泉した。曾我佳城ものを想起せずにいられない。青瀬勝馬先生ですね。 もうすでに、多くの方々が...

2008-11-16 frenchballoonfrenchballoon 2008-11-16

...ら、人を殺した時だろう、とふと思う。母と祖母が、先月から着物を買い続けている気がする。財布は大丈夫だろうか......。わたしはこの何年か、すごくがんばったし、すごく急いだつもりだったけれど、しかし「宇山日出臣」という人に間に合わなかった。この本を閉じると、わたしたちは人生という妻のもとに戻る。しかし、それは本当に妻なのだろうか。芸術あるいは書物は愛人なのだろうか。本のほうが、それこそ本妻で...

西尾維新デビュー前の投稿時代の記録 noir_knoir_k 2008-09-02

やっとこさ『ファウスト』Vol.7に手を付けられるようになりパラパラめっくていると、そこからは何ともいえない懐かしさとそれでもやっぱり無慈悲な時の流れの両方が感じられます。先鋭的、というか本当に価値ある部分は中国特集だけかもしれません。宇野常寛『ゼロ年代の想像力』で「セカイ系」から「サヴァイヴ系」に、『ファウスト』的なラベリングを借りるなら「新青春エンタ」から「新伝綺」へ転向したと指摘されていた...

野球の国のアリス JudastreeJudastree 2008-08-10

ミステリーランド配本作品で、北村薫が宇山日出臣に捧げた作品が、まったくミステリではなかったことにいちばん驚かされた。 『盤上の敵』を書いたあと、北村薫はきわめて私的な作品を書き続けるようになったという印象がある。本書もそうだ。北村薫が好きなもの、興味を持っているものが作品内に鏤められ、ひとつの作品を構成している。なだぎ武のネタまでがこっそり(?)引用されている。ただ、この作者と興味の方向性が一致...

読み方、ジャンル、後継者 ilidimilidim 2008-07-06

...説のためのヴァリエイション「土剋水」』発売直前ということで不定期連載古野まほろ論再び。 『天帝のはしたなき果実』の裏表紙には有栖川有栖の推薦文があり、そこには、本書が『虚無への供物』に人生を狂わされた宇山日出臣の最後の贈り物にして最大の挑発となった、とある。さらに、テクスト中には有栖川や『虚無への供物』の影響を感じさせる箇所が多い。たとえば『果実』の冒頭に掲げられたエピグラフは『虚無』の引用...

『彩紋家事件サード 彩紋家の一族』 清涼院流水 Gen9Gen9 2008-05-24

...。今回もありまして、コレが今までで一番面白い内容でした。最近の大説の傾向について触れたり、横溝作品への思いを語ったり、奇術愛好家としての一面も見せたり……中でも興味深かったのが、一昨年亡くなられた故・宇山日出臣さんのこと。この『彩紋家事件』は、お世話になった宇山さんに捧げた作品でもあることで、かねてから有名だったのですが……、宇山さん、この作品を読み終わることは、遂になかったんだそうです。 ...

『「謎」の解像度』 endingending 2008-04-22

円堂都司昭 評論集『「謎」の解像度(レゾリューション) ウェブ時代の本格ミステリ』−−見出し一覧(略称:なぞレゾ) *スペースや制作進行の都合上、本の目次に細かい見出しまで載せられなかったので、ここに紹介しておきます。 はじめに プロローグ 基本感情 現実への抗いとしてのミステリ――有栖川有栖 合理と不合理を腑分けする手つき/現実に一泡ふかせるために/「ペルシャ猫の謎」『幻想運河』での逸脱/答えて...

小論文は得意だったつもりが。。。 shinichikudohshinichikudoh 2008-03-01

講談社BOX主催『東浩紀のゼロアカ道場』は第一関門にて敗退。 敗因として考えうる理由は数あれど、とにかく本の内容が理解できなかったことが悔やまれます。内容も確認せずに前評判だけで選ぶべきではなかった。けっきょく何もアイディアが浮かばないまま終了時間ギリギリになり、適当に書いたメモを並べ直して無理やりまとめたもので、後になって読み返したら、支離滅裂な展開にして抽象的な印象論に終始するばかりの、お粗末...