「芥川賞」を含むブログ

『乳と卵』の「ほんまのこと」 sibafusibafu 2012-05-25

  川上未映子さんの芥川賞受賞作『乳と卵』を読んだ。下の引用は「読書メーター」に書いた感想。   表題作「乳と卵」について。そんなに面白いってわけではないけど、数少ない読んだことのある他の芥川賞受賞作の『ひとり日和』と『蹴りたい背中』の中では一番好きだ。最後のほうにドーンと波があるの他二つと比べてまだマシなところ。登場人物が女性のみだから、男視点だと女性の集...

円城塔 『バナナ剥きには最適の日々』 (早川書房) kanadaikanadai 2012-05-25

...パラダイス行」,「バナナ剥きには最適の日々」,「祖母の記録」,「AUTOMATICA」,「equal」,「捧ぐ緑」,「Jail Over」,「墓石に、と彼女は言う」,「エデン逆行」の九短篇を収録した,芥川賞受賞第 1 作となる「どちらかというとわかりやすい」(帯より)短篇集.説明に用いられるアイテムや,表面的に進行している事象が(比較的)身近なものが多いのが,「どちらかというとわかりやすい」...

日本が追いついた「伊藤プロジェクト」 day_dreamingday_dreaming 2012-05-25

...て受け継がれたものが、作者の死で断ち切られてしまったことが本当に残念。代わりとなる人は、なかなか表れないかもしれません。 ただ、未完に終わった「屍者の帝国」を、著者の友人でもあった円城塔が書き継ぐと、芥川賞の記者会見で発表したそうで、書き手が変わったとはいえ続きの作品がもうすぐ読めそう。それを知ってから、円城塔の作品も読んでみたくなりました。 好きな作品と出会えたのがうれしくて、まだ途中まで...

私は通俗小説をバカにしているわけではない。 jun-jun1965jun-jun1965 2012-05-25

...はまったくの失敗作である。 『足ながおじさん』は実は大してうまくないのだが、『キャンディ・キャンディ』はその枠を使って大成功を収めている。ストーリーの巧みなものは、うまくすれば国際的な成功を収める。 芥川賞や直木賞が、ストーリーの巧みなものに冷淡なのはよく知られていて、それでとうとう受賞できなかったのが、山川方夫である。芥川賞史上で最もストーリーが巧みなのは、もちろん松本清張である。だが松本...

悪い仲間・陰気な楽しみ 安岡章太郎 lombardialombardia 2012-05-25

...陸軍獣医少将だったという。はてどうなのか。とにかく、私にはどこがおもしろいのかさっぱり分らない小説だった。しかしこれでは私の鑑賞力(?)が廃ると思い、講談社文藝文庫の巻頭を飾る「ガラスの靴」(2年前の芥川賞候補作)まで読んでみたが、やはり同じ。カタカナの多用も気になる。外国語とオノマトペが多いためだけでなく、漢字を使うようなところも片仮名ですませている。それがなんとなく漢字を使うことに現われ...

物語信者的文学論とネタフィクション・ベタフィクション・メタフィクション shimomurayoshikoshimomurayoshiko 2012-05-24

...の文学」とでも呼んでやるべきものか、というか笙野頼子が『ドン・キホーテの論争』付近で述べていたやつに近いかもしれない。まあそれそのものずばりには生憎お目に掛かったことがないので。つまり直木賞的な文学と芥川賞的な文学に「小説」と「文学」という当事者性の「傲慢」が見え隠れしている。ちなみに此処(ブログ)の改行の少なさの理由は、横に広々長々書きたいから、というものが第一で、更に本音を言えば的外れな...

「あんのんのひきだし」終了しました cookalkacookalka 2012-05-23

...ていうのかな、 今まで、すごくこだわって、「こうでなければならない」って がんじがらめになっていたことから、ようやく解放された気がする。 そのきっかけがなんかあった気がするんだけど、思い出せない。 (芥川賞の田中さんか?) でも、積み重ねかもなあと思う。今までの思考と行動の連続の。 ある意味、すごく自由な気持ちです。 未だにわたしは、17歳くらいのときの気持ちのままです。 あの頃と、何がかわ...

花腐し 松浦寿輝 lombardialombardia 2012-05-23

ずっと松浦寿輝はすごい人だと思っていて、それは芥川賞受賞者で文学博士で詩人としてもH氏賞も受賞していると思っていたから。しかし最後のH氏賞は私のカン違いで、松浦は高見順賞、近年は萩原朔太郎賞を受けているが、詩の芥川賞と言われるH氏賞は取っていない。どうしてカン違いしたのだろう。三木卓と間違えたわけでもないのに。しかしとにかくパリ第三大学の文学博士であり、先年まで東大教授だった。文壇アイドルの道を...

実と肛門 ruitakatoruitakato 2012-05-23

...新人作家・沼袋房代さん』とやらの主張が画太郎先生のパクリな件。「とりあえず、あたしの書いた本をたくさんの人に買ってほしいね。読まなくてもいいから。とにかく買って、読まずに古本屋で売ってほしい。それと、芥川賞もほしい。野間文芸新人賞でも、三島由紀夫賞でもいいわ。名誉がほしいんじゃない。金がほしいの。芥川賞の賞金は100万でしょ?それだけもらえれば、権威なんていらないわよ。でも、『新人賞を獲った...

05月22日のつぶやき you999you999 2012-05-23

... 一 http://t.co/UiFAKkZS10:19   絶対安全文芸批評 (INFAS BOOKS) http://t.co/2FYR5ynC 純文学というニッチな世界という芥川賞という瞬時の巨大なアウトプットという歪んだバランスの世界。売り上げから見たら純文学の世界ってほとんど二次創作の同人誌と同じ、という

エンタメ作家の本音「純文学はくだらない」 kajika_epskajika_eps 2012-05-23

1 :吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 22:41:08.23 こっちは必死に売る努力をしているのに。 川上とか阿部みたいな糞をヨイショしやがって。 何億赤字を出したんだ? 純文学作家様は全員で売れっ子作家に頭下げて詫びろ。 3 :吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 22:44:47.91 大江も全然売れてない上に国家的侮辱をしやがって。 非国民を応援する純文学雑誌w ...

ポトスライムの舟/津村記久子 linboselinbose 2012-05-22

「派遣世代」を代表する文学であるとの評価があると解説にある。芥川賞受賞の表題作はまさにそんな感じ。 併録の「十二月の窓辺」は、著者の体験をベースにしているようで、パワハラがとてもリアル。

積ん読もいいことある cimacoxcimacox 2012-05-22

...のだけど、なんだか無性にばななが読みたくなって(もう中毒だ)ジュージューに浮気しそうな予感です。なんか、健全な食欲を味わいたい。 一時期、図書館の「あ行」から手当たり次第に読んでいた頃があり、その次に芥川賞と直木賞を片っ端から読んでいた時期がありました。その頃は何でも読めた。なんか肌に合わない、と思いつつも読みきれた。でも今はちょっとそれができない。 なぜかというと、入ってきちゃうものの正体...

平野啓一郎著『日蝕』 TakoGalTakoGal 2012-05-21

金環蝕(今回の報道では金環日食)なんで、シャレで読んでみました、平野啓一郎著『日蝕』(新潮社 1998年)。なるほど、芥川賞というのは新人賞なのでした。擬古文でここまで書き切るってのはやはり凄いことです。だいたい二十歳そこそこでこれだけ難しい漢字(全部にルビを振って欲しかった!)を使ってるってのは驚きだ。しかし、誰しも思うことだろうが、20世紀も終わろうとしていた時点で、何故この文体で、何故この内...

「冷酷と情念のあいだ」を蠢くオールドルーキー 沼袋房代(小説家) southpawkiller42southpawkiller42 2012-05-21

...生……。彼女の書く小説の背景には、彼女の人生が見え隠れする。 「とりあえず、あたしの書いた本をたくさんの人に買ってほしいね。読まなくてもいいから。とにかく買って、読まずに古本屋で売ってほしい。それと、芥川賞もほしい。野間文芸新人賞でも、三島由紀夫賞でもいいわ。名誉がほしいんじゃない。金がほしいの。芥川賞の賞金は100万でしょ?それだけもらえれば、権威なんていらないわよ。でも、『新人賞を獲った...

或る「小倉日記」伝 松本清張 lombardialombardia 2012-05-21

後年の作風を知る人は松本清張が直木賞ではなく芥川賞で出発していることを意外に思う。この両賞の入り繰りというのはたまにあるようで、純文学系とされる井伏鱒二や梅崎晴生は直木賞の方だし、逆に田辺聖子や宇能鴻一郎は芥川賞なのだ。この頃はまだ両賞の詮衡委員を兼務している委員もいるので、混迷はなおさらだ。どう見ても大衆文芸系である大家に難じられて、苦汁を嘗めた純文学作家も中にはいたことだろう。松本の場合、掲...

難解だぜい yosshy443yosshy443 2012-05-21

「オブ・ザ・ベースボール」(93/144) いや〜、久しぶりに、難しかった 芥川賞作家、円城の頭脳に近づくには まだまだ修行が足りないようだ 表題作、物凄い話です 人が降ってくる町にいる レスキュー隊員の話し とにかく理由はない とりあえず人が降ってくる 一応、その理由を究明している人達はいるようだ それだけ レスキュー隊員は ユニフォームとバットを身につけている なぜなのか? そこを追求しても意...

2012-05-21 herbooksherbooks 2012-05-21

...真鍋博。「ディック幻想短篇集」とあるから、奇妙な味の小説としてもたのしめそう。あとは、読書にまつわる書き下ろしエッセイ集『読書と私』(文春文庫)。井伏鱒二、池波正太郎、山口瞳、庄司薫などなど、29人の芥川賞・直木賞受賞作家の随筆が収められている。 庄司薫といえば、このあいだ『バクの飼主めざして』(講談社文庫)も、表紙が可愛くて衝動買いしたんだった。 本は増えてしまったけど、可愛くて安くて大...

著書訂正 jun-jun1965jun-jun1965 2012-05-21

『現代文学論争』 P、48 「古井由吉は立教大助教授だったが、芥川賞受賞後これを辞任して」→「受賞前に辞任して」 (しかし渡辺淳一も直木賞とる前に大学辞めているが、とれなかったらどうするつもりだったのか。まあ、とらずに辞めた中野孝次もいるが)。

三島由紀夫「ボデービルは八十歳、九十歳になつてもやりたい」 kajika_epskajika_eps 2012-05-21

673 :吾輩は名無しである:2012/05/13(日) 19:56:03.87 ボデービルに一週間に二、三回通ひ出してから、一年間で胃ケイレンがなほつてしまつた。(中略) ボデービルは八十歳、九十歳になつてもやりたい。これだけは途中でやめるとからだによくないらしい。 地獄におちたと思つて抜けられぬ。自転車操業のやうなものかな。私などは執筆して頭を使ふ。神経がたとへば 10疲れても、肉体は3しか...